劇団四季ミュージカル『赤毛のアン』を観て心に響いた2つのシーン

昨日、劇団四季のミュージカル『赤毛のアン』を観に行ってきました。子供のころは読書があまり得意ではなかった私ですが、珍しく『赤毛のアン』の小説は読んでおり、その内容を観劇中に思い出しては懐かしさと共に、同時に少しもどかしさも感じていました。今日は、そんな劇団四季の『赤毛のアン』で印象に残ったシーンを2つご紹介したいと思います。

1. アンがアイスクリームを初めて食べるシーン

ミュージカルの中で特に心に残ったのは、アンが初めてアイスクリームを食べるシーンでした。アイスクリームを食べたことがない人が初めてその味を知る瞬間、その純粋な驚きと感動に胸が打たれました。アンの無邪気な喜びを見て、私はふと思いました。最近、私はこんなにも大きな感動を感じることが少なくなったなと。大人になると、日常に慣れすぎて、些細な喜びを見逃しがちです。しかし、アンのように新しいことに対して素直に感動できる心の余裕を持つことの大切さを改めて感じました。

2. マシューの死のシーン

もう一つ、深く印象に残ったシーンは、マシューの死のシーンです。アンとマシュー、マリラのは血が繋がっていないにも関わらず、深い愛情で結ばれています。マシューの死を迎えたとき、アンとマリラの中に見える深い絆に感動しました。私自身も、血の繋がった両親がいるものの、アンのように親に対して十分に愛情を持って接しているかと自問自答してしまいました。日々の忙しさに流されて、親への感謝を忘れがちな自分に反省し、改めて家族の大切さを感じる瞬間でした。

観劇後の小さな変化

母と一緒に観劇に出かけたのですが、帰りに母が買い物をしたいというので、遠回りになりますが、買い物に付き合うことにしました。普段は「早く帰りたい」と思ってしまうこともありますが、今日は少しでも母に優しくできたのかなと思います。アンとマシュー、マリラの絆を見て、家族との関係に対する自分の態度を見直すきっかけとなりました。

まとめ

劇団四季のミュージカル『赤毛のアン』を観ることで、改めて「感動する心」と「家族の絆」の大切さを再認識しました。アンの純粋な感動や、家族への深い愛情が描かれているシーンは、どんな年齢の人にも心に響くものがあると思います。もし、まだ観劇されていない方がいれば、ぜひ一度足を運んでみてください。そして、日常の中で忘れがちな感動や親子の絆について、改めて考えるきっかけになればと思います。

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