転職活動において、エージェントの役割は非常に重要だ。しかし、実際にやり取りをしてみると、「相性が合わない」と感じることも少なくない。今回、私が体験した転職エージェントとの違和感について共有し、今後の転職活動をより良いものにするためのポイントを考えてみたい。
1.ご自分でおっしゃっているより業界や会社についての理解が浅い
エージェントは「現在の勤務先をよく知っている」と話していた。しかし、具体的な話を進めると、実際の状況とはかけ離れた情報を持っていることがわかった。さらに、業界に関しても「詳しい」と言いながら、生成AIを扱う企業に関する認識が私と異なっていた。このようなズレがあると、適切な転職先を紹介できるのか不安になってしまう。
2. 希望に沿わない求人の提案
私は「新規顧客開拓の経験はない」と伝えていた。しかし、紹介された仕事はまさに新規顧客獲得がメインのポジションだった。事前に伝えたキャリアや希望条件が十分に考慮されていないと感じた。
3. 十分な説明なしに面接を進める対応
ある求人について、どのような役割の仕事なのか具体的な説明を受けていないにもかかわらず、「まずは面接を受けてください」と促された。このような進め方では、自分に合う仕事かどうか判断することが難しい。
転職エージェントとの上手な付き合い方
このような経験を踏まえ、転職エージェントと効果的に付き合うためのポイントを整理する。
- 複数のエージェントを比較する
相性はエージェントによって異なるため、複数のエージェントと話をし、信頼できる相手を選ぶのが重要だ。 - 具体的な情報を求める
求人を紹介された際には、業務内容や社風について詳しく確認し、不明点があれば率直に質問する。 - 希望条件を明確に伝える
転職の目的や希望する業務範囲について、具体的に伝えることで、ミスマッチを防ぐことができる。
まとめ
転職エージェントとの相性が合わないと感じた場合、無理にそのまま進めるのではなく、別のエージェントを検討するのも選択肢の一つだ。自分に合ったキャリアを築くためには、適切なパートナーを見極める力も必要になる。これから転職活動をする方にとって、今回の経験が参考になれば幸いだ。今回複数の転職エージェントとやり取りすると手間が大変だと思って一つに絞ってしまったことは反省点である。
コメント